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~今日は何の日?~

8月8日 デジタルノマドの日

 8月8日はデジタルノマドの日。多種多様な職種の人がさまざまな場所を行き来する「デジタルノマド」のライフスタイルや文化を広めるのが目的。

 秋田県三種町に事務局を置く一般社団法人 日本デジタルノマド協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、デジタルノマドが関わることで生み出す無限の可能性への期待から、無限大のマーク「∞」を思い起こさせる8が並ぶ、8月8日とした。

 世界的にも8月8日は "Digital Nomad Day" となっている。

デジタルノマドとは

 デジタルノマドとは「デジタル=パソコン・インターネット」と「ノマド=遊牧民」を組み合わせた言葉で、パソコン・インターネットを活用して仕事をしながら旅を続ける人々のこと。

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 デジタルノマドとは、パソコンやインターネットなどのデジタル技術を駆使して、固定のオフィスに縛られることなく仕事をするライフスタイルを指します。このスタイルでは、世界中どこでも作業が可能であり、仕事と旅行を組み合わせることができます。「ノマド」は遊牧民を意味し、定住しない生活を送る彼らのように、デジタルノマドは様々な場所を転々としながら働きます。

 デジタルノマドに適した職種には、プログラマー、ウェブデザイナー、ライター、編集者、翻訳家などがあります。これらの職種はインターネットを通じて仕事が完結するため、特定の場所に依存することなく働けるのが特徴です。また、写真家やトラベルブロガーのように、旅行そのものを仕事の内容に取り入れることが可能な職種もデジタルノマドに適しています。

 デジタルノマドが成り立つためには、信頼できるインターネット接続が必須です。そのため、多くのデジタルノマドはコワーキングスペースやインターネットが整ったカフェ、コリビング施設を利用します。これらの施設は、必要なインフラを提供するだけでなく、他のデジタルノマドとの交流の場ともなり得ます。

 デジタルノマドの魅力は、自由に働ける柔軟性とワーク・ライフ・バランスの達成にありますが、一方でいくつかの課題も存在します。時差の管理、技術的トラブル、体調管理、経済的不安など、多くの挑戦が伴います。また、デジタルノマドは孤立感を感じやすいとも言われており、適切なコミュニティへの参加が重要です。

 国際的にもデジタルノマドが注目され、デジタルノマドビザやワーケーションビザを提供する国が増えています。これにより、長期間の滞在が可能となり、より多くの人々がこの働き方を選択するようになっています。デジタルノマドは、グローバル化が進む現代において、ますます重要な存在となってきています。

記念日とかいろいろ

8月8日の記念日