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7月26日 つるむらさきの日

 7月26日はつるむらさきの日。加熱すると粘りが出るのが特徴で、お浸しや和え物などで食べられることが多い「つるむらさき」の知名度向上と販売促進が目的。

 愛媛県宇和島市のえひめ南農業協同組合(JAえひめ南)が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、夏野菜であることから(7)つの(2)(6)らさき」の語呂合わせから、7月26日とした。

つるむらさきについて

つるむらさきの日

 βカロテンやビタミンC、カルシウムなどを豊富に含む緑黄色野菜。加熱すると粘りが出るのが特徴で、お浸しや和え物などで食べられることが多い。

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 つるむらさきは、7月中旬から10月にかけて旬を迎える緑黄色野菜で、その栄養価の高さとユニークな食感で知られています。特にその粘り気と独特の風味が特徴で、日本国内で広く消費されています。つるむらさきは、緑茎種が主に食用として市場に出回っており、茎の色が緑色をしています。一方で、赤紫色の茎を持つ赤茎種は主に観賞用として栽培されることがあります。

 この野菜は、βカロテンやビタミンC、カルシウムなどの栄養素を豊富に含んでおり、これらの成分が持つ健康効果は多岐にわたります。βカロテンは体内でビタミンAに変わり、目の健康をサポートし、粘膜を強化する効果があります。また、ビタミンCはコラーゲンの生成を助けるとともに、抗酸化作用を持ち、皮膚の老化防止や免疫機能の強化に貢献します。カルシウムは、骨や歯の健康を保つのに不可欠であり、筋肉の収縮や神経の伝達にも関わっています。

 つるむらさきは、そのねばねばした食感が好まれ、お浸しや和え物、さらには天ぷらや炒め物、味噌汁やスープの具としても利用されます。栄養価が非常に高く、特にほうれん草と比較しても健康に有益な成分が多く含まれているため、日本国内外で健康野菜としての評価が高まっています。

 つるむらさきはその栄養的な利点だけでなく、料理のアクセントとしても非常に有用です。独特の風味と食感は、日々の食事に新しい感覚を加えることができるため、健康だけでなく、食の楽しみを追求する方にもおすすめの野菜です。