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7月10日 巻き爪を知る!治す!予防する!日

巻き爪を知る!治す!予防する!日
引用元:巻き爪専門メディア 巻き爪を知る・治る・予防する

 7月10日は巻き爪を知る!治す!予防する!日。日本人の約10人に1人が罹患していると言われる巻き爪。巻き爪とはどんな病態なのかを「知る」、痛みを我慢しないで積極的に「治療する」、その後のケアで再び巻き爪になるのを「予防する」ことの重要性を知ってもらうことが目的。

 大阪府大阪市に本社を置く皮膚科学に特化した製薬会社のマルホ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、夏本番に向けて素足の露出が増える7月で、10を時計回りに90°回すと正面から見た爪が巻いてない正しい爪・指の形に見えることにちなんで、7月10日とした。

 啓発によって巻き爪患者の医療機関への受診を促し、適切な処置を受けることで足の健康を維持してほしいという願いが込められている。

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 巻き爪は、爪が内側に強く巻き込む形で成長する爪の変形です。この状態は主に足の親指で見られることが多く、痛みや不快感を伴うことがあります。爪の端が足の肉に食い込むことで、歩行時の痛みや炎症、感染のリスクが高まります。

 巻き爪の原因は様々ですが、主には適切でない靴の履き方、間違った爪の切り方、または足の形態的な問題が挙げられます。特に狭い靴や高いヒールを履くことで爪に過剰な圧力がかかり、爪の成長方向が変わってしまうことがあります。また、爪を短く切り過ぎたり、角を丸く切りすぎることも巻き爪の一因となり得ます。

 治療に関しては、巻き爪の状態によって異なりますが、軽度の場合は爪の適切なケアや適した靴を選ぶことで改善が見られることもあります。しかし、重度の場合や炎症を伴う場合には、皮膚科や整形外科、形成外科などの専門医の診断と治療が必要になります。病院では、爪の形を整える治療や、場合によっては手術による爪の一部を除去する処置が行われることがあります。

 自宅でのセルフケアとしては、足の衛生を保つことや、適切な方法で爪を切ることが重要です。具体的には、爪をまっすぐに切り、角をとり過ぎないようにすることが推奨されます。また、足に合った広めの靴を選ぶことで、爪への圧力を減らすことができます。

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