7月10日 ブラックジンジャーの日
7月10日はブラックジンジャーの日。機能性表示食品向け素材としてのブラックジンジャーを、より多くの人に知ってもらうための記念日。
広島県尾道市に本社を置き、食品、化粧品、医薬品、医薬部外品の原料などを製造販売する丸善製薬株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、丸善製薬がブラックジンジャーについての食薬区分の申請を行い、厚生労働省医薬食品局長より正式に食品として使用することが許可された日（2013年7月10日）にちなんで、7月10日とした。
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ブラックジンジャー、またはタイではクラチャイダムとして知られているこの植物は、生姜科に属していますが、一般的な生姜とは異なる特有の性質を持っています。ブラックジンジャーは、その根茎が特に有用で、タイの伝統医学では膝や腰の痛みを和らげるために用いられてきました。また、その根茎は、さまざまな健康効果を持つとされているため、滋養強壮や精力増強、疲労回復にも使用されています。
ブラックジンジャーの根茎には、生姜には含まれていないポリメトキシフラボンという機能性成分が含まれており、この成分には多くの健康効果が認められています。例えば、サイクリックAMP-ホスホジエステラーゼという酵素の阻害作用があり、これによって脂肪の分解と燃焼が促進されるため、ダイエットや体重管理に役立つ可能性があります。この作用により、体内のサイクリックAMP濃度が上昇し、脂肪の分解を促すホルモン感受性リパーゼの活性が向上します。その結果、脂肪が分解されやすくなるのです。
さらに、ブラックジンジャーは美容効果も持っているとされ、肌の健康を支えたり、老化防止に寄与すると言われています。また、タイでは古くから男性の勃起不全の改善に有効とされ、現代でもその効果を求める人々に利用されています。これらの伝統的な用途に加えて、近年の研究では心肺機能の向上や肥満の解消に効果があるとも報告されています。
