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6月1日 氷みつの日

氷みつの日

 6月1日は氷みつの日 。井村屋の「氷みつ」の活用法を記念日を通して知ってもらうのが目的。

 あずき製品、アイス、和菓子など、さまざまな食品の製造販売を手がける井村屋グループ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「5(氷)32(みつ)」となることから、5月32日=6月1日と見立てて、6月1日とした。

 また、江戸時代には旧暦の6月1日に将軍家に氷を献上し、現代ではこの日が「氷の日」とされていることなどもその理由。

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 氷みつとは、かき氷やスイーツに使用される甘いシロップのことで、主に果糖ぶどう糖液糖が基本成分として使われています。この基本液に、様々なフレーバーの香料や色素を加えることで、イチゴやメロン、レモンなどさまざまな味のシロップが生まれます。日本においてかき氷は夏の風物詩とも言えるほど人気があり、この氷みつを使って色とりどりのかき氷を楽しむことができます。

 また、氷みつはその甘さと風味の豊かさから、ただ氷にかけるだけでなく、さまざまなアレンジレシピにも使用されています。例えば、氷みつを加えたゼリーやムース、ラッシーや寒天といった和洋のデザートに応用されることが多く、食事の締めくくりとしてだけでなく、おやつや飲み物としても楽しむことができます。特に夏場は、冷たいスイーツや飲み物として氷みつを使ったレシピが重宝されます。

 その他にも、氷みつをベースにしたカクテルやノンアルコール飲料など、大人向けのアレンジも存在します。例えば、パインソーダやカラフル氷クリームソーダなどは、見た目にも華やかでパーティーなどの特別な日にもぴったりです。さらに、抹茶わらび餅やいちごのレアチーズケーキに少し加えることで、味の深みを増すこともできます。

 このように多用途でありながら、シンプルな成分から成る氷みつは、さまざまな食材と組み合わせやすく、創造的な料理やスイーツ作りにおいて重宝されるアイテムです。季節を問わず、様々なシーンで楽しむことができるのも、氷みつの大きな魅力の一つと言えるでしょう。

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