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5月11日 みんなでたべよう「おろしそば」の日

みんなでたべよう「おろしそば」の日
引用元:ふくいドットコム

 5月11日は、みんなでたべよう「おろしそば」の日。製麺業、製粉業、飲食業などを営む株式会社宗近が制定し、日本記念日協会が認定した。

 水でしめた冷たい麵にたっぷりの大根おろしや削り節、ネギなどをのせて食べる「おろしそば」は福井県を代表するソウルフード。福井県内でのさらなる認知度向上と全国へのPRを目的とするための日。

 日付は、「おろしそば」によるギネス世界記録(8時間以内に販売されたそばの最多食数)に挑戦し、見事4,013杯で認定された日(2024年5月11日)にちなんで、5月11日とした。

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 おろしそばは、福井県の代表的な郷土料理で、冷たいそばの上にたっぷりの大根おろしをのせて食べるのが特徴です。福井県は古くからそばの栽培が盛んで、その香り高い在来種のそば粉を使ったそばが特に有名です。越前おろしそばは、昭和天皇が福井県を訪れた際に召し上がり、「あの越前のそば」と称賛されたことからその名が広まりました。

 おろしそばは、そのシンプルな見た目にもかかわらず、深い味わいが楽しめます。そばにかけるダシは、そばの上に直接かける方法、大根おろしと混ぜたものをかける方法、大根おろしの汁だけを加える方法の三通りがあります。これにより、それぞれ異なる風味が楽しめます。また、そばを食べ終わった後には「そば湯」を飲むのが通例で、そばの栄養を余すことなく摂取できます。

 福井県内では、結婚式や年越しそばなど特別な行事でもおろしそばが振る舞われ、その風味豊かな味わいが多くの人々に愛されています。さらに、大根おろしにはビタミンCや消化酵素が豊富に含まれており、健康にも良いとされています。

 おろしそばの楽しみ方は多様で、福井県内の様々なそば店でそれぞれの特色あるおろしそばを味わうことができます。地元の食材をふんだんに使った「揚げおろしそば」や「おろしもちそば」など、バリエーションも豊富です。

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