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5月29日 「金色の風」の日

「金色の風」の日

 5月29日は「金色の風」の日。岩手県オリジナル水稲品種「金色(こんじき)の風」の生産の拡大、品質の向上と、県内外へのPR及び岩手県産米の消費拡大が目的。

 岩手県、岩手県農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会岩手県本部、株式会社純情米いわて、公益社団法人岩手県農産物改良種苗センターと、オブザーバーの農林水産省東北農政局岩手県拠点の米の生産・流通・販売に関する関係機関団体で構成されているいわてのお米ブランド化生産販売戦略推進協議会が制定し、日本記念日が認定した。

 日付は、(5)じき(29)」の語呂合わせから、5月29日とした。

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 「金色の風」とは、2017年から栽培が開始された新しい品種のお米で、特にその食感と味わいに特徴があります。この品種は、柔らかさと粘りのバランスが絶妙で、冷めても美味しさが変わらないため、おにぎりや弁当などに非常に適しています。また、「金色の風」は他の品種にはない豊かな甘みとふわりとした食感が特長で、これが消費者から高い評価を受けている理由の一つです。

 このお米の名前「金色の風」は、岩手県の平泉町にある世界遺産・中尊寺の金色堂や、黄金色に輝く稲穂をイメージして名付けられました。また、日本の食卓に新しい風を吹き込むという願いも込められています。栽培地は、食味の試験を基に選ばれ、厳しい条件をクリアした土地でのみ栽培が許可されています。このように、品質に対する厳格な基準を設けることで、その品質が保たれています。

 実際に、「金色の風」は東京都の5ツ星お米マイスターからも「近年味わったことのない美味しさ」と評価されるほどで、すべての項目において最高レベルの品質が認められています。栽培される生産者も選定基準を満たした者のみがこのお米を栽培でき、出荷されるお米はすべて厳しい品質目標をクリアしたものだけです。

 「金色の風」は、その特異な特性と高い品質管理により、日本国内外で注目されるお米となっており、美しい色と味わい、そして特有の食感が多くの人々に愛されています。

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