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5月7日 木原昇・トランペットソロの日

木原昇・トランペットソロの日

 5月7日は木原昇・トランペットソロの日

 トランペット愛好家の木原昇氏が制定し、日本記念日が認定した。

 日付は、木原昇氏の誕生日から、5月7日とした。

 2023年に80歳の傘寿を迎える5月7日の誕生日を記念日として、自身の健康のバロメータであり長生きのしるしとなるトランペットソロを広めることが目的。

 木原氏は京都橘高校吹奏楽部の演奏を見て感動。とくにトランペットのソロが気に入り、一度も吹いたことがなかったトランペットを手に入れて79歳からトランペット教室に通う。琵琶湖に向かって『琵琶湖周航の歌』をソロで演奏することを目標に努力を重ねている。

トランペットについて

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 トランペットは、金管楽器の中でも非常にポピュラーな楽器で、その歴史は古代にまでさかのぼります。この楽器の特徴は、その鮮やかな音色と高音域にあり、オーケストラ、吹奏楽、ジャズ、ポップスなど幅広い音楽ジャンルで重要な役割を果たしています。

 トランペットの構造は、大きなベルと3つのピストン(あるいはロータリー式のバルブ)で構成されており、これらのバルブ操作によって管の長さを変え、様々な音高を出すことができます。音を出す際には、演奏者が唇を振動させ、マウスピースを通じてその振動を空気の流れとしてトランペット内に送り込むことで音を生成します。

 トランペットの起源は古代エジプトにまで遡り、ツタンカーメン王の墓からはトランペットが発掘されていることが知られています。当初は戦闘や狩りの合図として用いられていましたが、18世紀に入ると、ピストンの発明により音楽楽器としての可能性が広がりました。この技術革新によって、演奏者はナチュラルトランペットでは限定されていた倍音のみの演奏から脱却し、さまざまな調を自在に操ることが可能になりました。

 現代のトランペットは、その鮮明な音色と演奏の表現力の広さから、クラシック音楽はもちろんのこと、ジャズ音楽においても中心的な楽器の一つとされています。また、トランペット奏者はしばしばコルネットやフリューゲルホルンなど、同じ音域を持つ楽器を使い分けることがあります。

 トランペットの持つ豊かな音色と多様な表現力は、世界中の音楽家に愛され続けており、今後もその地位を保ち続けることでしょう。

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