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3月6日 ミルクの日のミルクの時間<午前9時>

ミルクの日のミルクの時間<午前9時>

 3月6日はミルクの日のミルクの時間<午前9時>。「ミルク」に関する記念日とその時間を制定することで、牛乳や乳製品の飲食を促し、酪農家を消費者が支える重要性を訴え、社会的な理解を図るのが目的。一般社団法人 中央酪農会議が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付と時間は、ミルク(369)」の語呂合わせから、3月6日とした。

 この日のこの時間に牛乳・乳製品の飲食する姿をSNSなどに投稿してもらい機運の盛り上がりを目指す。日付だけでなく時間まで制定した記念日は認定登録で初めて。さらに同日に2つの記念時間(ミルクの日のミルクの時間<午後9時>)を制定したのも初。

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 牛乳は、数千年にわたり人々の栄養源として重宝されてきました。その成分は、良質なタンパク質、脂質、糖質(主に乳糖)、ビタミン、ミネラルと非常にバランスが取れており、特にカルシウムの豊富な供給源として知られています。これらの成分は、人間の体に多岐にわたる健康効果を提供し、成長、発達、病気の予防に役立ちます。

 牛乳に含まれるタンパク質は、体の修復と成長に不可欠であり、免疫系の機能を支える抗体の生成にも寄与します。また、そのタンパク質の大部分はカゼインで、長時間にわたりエネルギーを供給するため、持続的な満足感を与えます。乳脂肪は高い消化吸収率を誇り、必須脂肪酸と溶解性ビタミンの吸収にも重要な役割を果たします。

 朝に牛乳を飲む習慣は、一日を通じて持続的なエネルギーを提供し、体の代謝を促進する効果があります。牛乳の中の糖質である乳糖は、脳の機能をサポートするブドウ糖を含んでおり、一日の始まりに必要な精神的なクリアさと活力を提供します。また、カルシウムとビタミンDは、朝の光とともに摂取することでその吸収が助けられ、骨の健康を支えるとともに、心身のエネルギーを高めます。

 牛乳に含まれるビタミンAとB群は朝の視力保護とエネルギー代謝に貢献し、ビタミンDの役割は、特に骨格の強化に重要です。これらのビタミンによって、日中活動する体に必要なサポートを提供することができます。さらに、牛乳は睡眠の質を改善する効果も報告されており、朝食に取り入れることでその日の心身の調子を整える助けとなります。

記念日とかいろいろ