カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

11月2日 ビリー・ジョエル「ピアノ・マン」の日

 

 11月2日はビリー・ジョエル「ピアノ・マン」の日株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが制定し、日本記念日協会が認定した。

 「素顔のままで」「ストレンジャー」「オネスティ」など数々の大ヒット曲を持ち、アメリカを代表するシンガーソングライターでありピアニストのビリー・ジョエル。2023年は彼の代表曲のひとつ「ピアノ・マン」がリリースされて50年の記念すべき年であり、2024年には16年ぶりの来日公演が東京ドームで行われることから、記念日を通じてビリー・ジョエル=ピアノ・マンというアーティストをより幅広い世代の音楽ファンに知ってもらうのが目的。

 日付は、「ピアノ・マン」がリリースされた日(1973年11月2日)にちなんで、11月2日とした。

◆◆◆

 「ピアノ・マン」はビリー・ジョエルがリリースした代表曲であり、彼のキャリアにおける最初の大ヒットとなりました。この曲は1973年にシングルとしてリリースされ、ビリー・ジョエルの同名アルバム『ピアノ・マン』にも収録されています。特にアメリカでの反響が大きく、Billboard Hot 100チャートで最高25位を記録しました。

 「ピアノ・マン」の歌詞は、ビリー・ジョエル自身がロサンゼルスのバーでピアニストとして働いていた経験に基づいています。この曲に登場する人物は、実際に彼が出会った人々からインスピレーションを得ており、リスナーに彼らの生活や感情を感じ取ってもらうことを意図しています。この深い感情表現が多くの人々に共感を呼び、広く愛される一因となりました。

 オリジナルの曲は5分38秒と長いため、シングルリリース時には4分33秒に編集されました。これにより、ラジオでも流れやすくなり、曲の普及に一役買っています。さらに、プロモーション用にはさらに短い3分程度のバージョンが制作されました。ビリー・ジョエルはこの編集を「エンターテイナー」という曲の中で触れており、楽曲の美しさと市場の要求との間のジレンマを表現しています。

 「ピアノ・マン」はその後も多くのコンピレーションアルバムに収録され、数々の賞を受賞しました。また、この曲はビリー・ジョエルのシンガーソングライターとしての地位を不動のものとし、彼の音楽キャリアにおける重要なマイルストーンとされています。その美しいメロディと心に響く歌詞は、時間が経つにつれてさらに多くの聴衆に愛され続けています。

記念日とかいろいろ

音楽の記念日