カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

10月26日 TOEFLの日

TOEFLの日

 10月26日はTOEFLの日。世界中で活用されている英語運用能力試験「TOEFL」(トーフル)の日本での運営を行っているETS Japan合同会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 人々と世界を近づけ、一人ひとりの可能性をより広げるツールとなる英語を積極的に使うきっかけとしてもらうことが目的。

 日付は、トーフル(1026)」の語呂合わせから、10月26日とした。

TOEFLについて

 世界160ヶ国以上、1万2000以上の教育機関でそのスコアが認められている「TOEFL iBT テスト」は、コミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に、かつ高い精度・公平性をもって測定し、どれだけ英語を「知っているか」ではなく「使えるか」に焦点を当てている。

◆◆◆

 TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、非英語圏の人々が英語をどれだけ効果的に使いこなせるかを測定するための試験です。1964年にETS(Educational Testing Service)によって開発され、世界中で広く認知されている英語能力試験の一つです。主に英語圏の高等教育機関への入学を希望する学生が対象で、留学や研究のための英語運用能力を評価します。

 TOEFLは、読む、聞く、話す、書くの4つのセクションから構成されており、これら全てのスキルが総合的に評価されます。試験は、以前のPBT(紙ベースのテスト)やCBT(コンピュータベースのテスト)から進化し、現在ではほとんどの国でTOEFL iBT(インターネットベースのテスト)が実施されています。2020年からは、自宅で受験可能なTOEFL iBT® Home Editionも導入され、よりアクセスしやすくなっています。

 また、TOEFL®EssentialsTMテストも新たに開始され、より短い時間で基本的なコミュニケーション能力を測定することが可能です。TOEFLのスコアは、0から120点の範囲で評価され、世界中の12,000以上の教育機関や様々なプログラムで英語力の証明として認められています。

 TOEFLは信頼性が高く、客観的な採点方式を採用しているため、受験者の実力を正確に反映します。50年以上の研究とデータに基づいて開発されたこのテストは、世界中の学生や専門家にとって、英語能力を証明するための重要な手段となっています。そのため、英語を使ったアカデミックな環境や専門的な場で活動する予定のある人には、TOEFLの受験が強く推奨されます。

記念日とかいろいろ