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10月18日 ぴーなっつ最中の日

ぴーなっつ最中の日

 10月18日はぴーなっつ最中の日。千葉県成田市で明治時代から続く老舗和菓子屋を営む米屋株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 米屋の人気商品「ぴーなっつ最中」は、千葉銘菓を目指して1998年10月に販売を開始した千葉の名産である落花生の形をした最中。2023年10月に発売25周年を迎え、より多くの人々にこの商品を知ってもらい、より深く親しんでもらうことが目的。

 日付は、原料である落花生の旬が秋で「ぴーなっつ最中」の販売開始が10月であること、10月18日を1018と見立て「101」が種(皮)に餡を挟んだ最中の形で、「8」が落花生の形に似ていることなどから、10月18日とした。

 亀屋清永は京菓子のルーツともいわれる「清浄歓喜団」(せいじょうかんきだん)をはじめとして、数々の伝統的な和菓子を取り揃えている。

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 ぴーなっつ最中はの誕生は、元々ドライブイン型の大型店舗である観光センターの目玉企画がキッカケでした。

 初期の「ピーナッツ最中」はこしあんに落花生の甘納豆を2粒入れたシンプルなものでしたが、その後、地元土産としての販売を本格化させるにあたり、商品の特性をさらに生かすための改良が重ねられました。ローストピーナッツやピーナッツオイルを加えることで、ピーナッツらしい風味と食感の改善が図られ、何度もの試作を経て完成度を高めていきました。

 また、商品名も「ぴーなっつ最中」と改められ、より親しみやすく、視覚的にも楽しめるようにデザインされたキャラクター「ぴーちゃん」がパッケージに採用されました。このキャラクターとポップなデザインの落花生形のパッケージは、商品の魅力を一層引き立てる要素となっています。

 ぴーなっつ最中の魅力は、その独特の食感と風味にあります。最中の皮は薄くて柔らかく、中のぴーなっつ餡はねっとりとしていて、ピーナッツの風味が強く感じられます。甘めの餡と最中の優しい味わいが組み合わさって、独特の味覚体験を提供します。

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